本日は「第22回笹尾晃平杯」が平塚市「大神スポーツ広場野球場」にて行われました。 この「笹尾杯」は「神奈川KB野球連盟」に加盟している9チームに、東京、埼玉、千葉、群馬、山梨の各予選を勝ち抜いた代表校7チームを加え、全16チームによるトーナメントで優勝を争う大会です。 この大会は3年生も出場権があり、ほとんどのチームが各地域の選抜チームを結成して参加しています。 横浜隼人の1回戦の相手も例外ではなく、青葉区の各学校の主力選手ばかりを集めたオールスターチーム「青葉ベースボールアカデミー」(旧「青葉クラブ」)でした。 「青葉」とは、この1年間… 昨夏の新チームの市大会(文部科学大臣杯予選)では2-0で勝利、今年1月の「関東オープン予選」では0-1の惜敗、そして5月の「あじさいリーグ」では特別延長サヨナラで勝利と、ここまで2勝1敗…その全てが接戦という互角の戦いをしてきた相手です。 この大事な一戦、先攻の横浜隼人は初回の攻撃を三者凡退に打ち取られると、その裏、ヒット、死球、ヒットで先制を許し、なおもピンチの場面でピッチャーをエースの中川キャプテン(3年)にスイッチしますが、4番打者に2点タイムリーヒットを許し、いきなり3点のビハインドという極めて厳しいスタートとなります。 それでも3回表の攻撃、先頭の山岸選手(2年)が内野安打で出塁すると、2死を取られながらもランナーを進め、1番中川キャプテン内野安打で1点、さらに2番南選手(3年)がライト線へのタイムリーヒット、3番柳下選手(3年)の内野ゴロが相手のミスを誘い、さらに南選手の相手の隙をつく好走塁もあり、3-3の同点に追いつきます。 しかし4回裏、1死1塁から9番打者に2ランHRを許し3-5と再びリードを許します。 (9番打者がレフト柵越えの凄まじいホームラン…、これが選抜チームの能力です。) 再び厳しい展開になりましたが、直後の5回表、先頭の野口選手(2年)のバントヒットを皮切りに2本のヒットと4番内山選手(2年)の見事なヒットエンドランなどが決まるなど、この回一挙に4点を奪い、7-5と逆転に成功します。 その後、6回表にも1点を追加し8-5とその差を広げます。 この回の攻撃の途中で90分が経過し、大会規定により6回が最終回となりました。 その6回裏、3点のリードがありながらも、2死2・3塁という場面まで相手に粘られますが、最後のバッターを内野フライに打ち取り、8-5での見事なまでの逆転勝利となりました。 3点を先制され、追いつき、2点を勝ち越されてからの逆転勝利、本当に素晴らしい粘りでした。 そして中川キャプテンが強打の青葉打線に対し、要所を締めるピッチングで勝利に大きく貢献しました。 明日は、準々決勝が行われます。詳細は次の通りです。 【会場】大神スポーツ広場I面 【時間】11:30(第2試合) 【相手】オール館林(群馬代表) 「オール館林」は本日の1回戦で2本のホームランを放つなど6-2で「横浜K-CLUB」に快勝している強豪チームです。 本日以上に苦しい試合になるかもしれませんが、是非とも勝利して、明後日「平塚球場」で行われる準決勝&決勝戦へと駒を進めてほしいと思います。 本日は、1年生は試合会場へは行かずに学校にて練習であったにも関わらず、1年生の保護者様が試合会場に応援に来てくださり、写真をご提供くださいました。 本当にありがとうございました。
初回からリリーフし快投した
中川キャプテン(3年)
ライト線へヒットを放つ
南選手(3年)
レフト前へタイムリーヒットを放つ
柳下選手(3年)
守備でも好プレーを見せ
ベンチでハイタッチする柳下選手
内野安打を放つ
山岸選手(2年)
快足を飛ばし
バントヒットを決める
野口選手(2年)
レフトで好捕する
田邉選手(3年)
キャッチャー南選手の好送球を
タッグする荒井選手(2年)
ライトで好捕する
松屋選手(3年)
最終回に守備固めに入った
石川選手(2年)