本日は「Kー1大会」の決勝戦が行われました。
何度も説明していますが、今年で17回目を迎える「K-1大会」は、中体連や全軟連とは無関係のオープントーナメントながら、通称「冬の県大会」とも言われるほど、その参加チーム数は年々増えており、今年は神奈川県内の124チームが出場しています。
会場は「国士館大学多摩キャンパス野球場」の予定でしたが、寒波の影響で使用できなくなり、急遽「横浜市立桂台中学校グランド」をお借りして行われました。
準決勝で、今月末に行われる春の全日本に出場する「相陽クラブ」を破って勢いに乗る横浜隼人の決勝戦の相手は、横浜市選抜「横浜クラブ」に3名も選出されており、同じく準決勝で強豪「相模原TKS」を破っている超実力校「横浜市立市場中学校」でした。
0-0で迎えた3回裏の横浜隼人、先頭の武藤キャプテンがレフト前ヒットで出塁してチャンスを作ると相手の守備の乱れで1点を先制します。
4回裏には、2死1・3塁から二盗の際に送球が乱れた隙に3塁ランナーがホームインし2-0とします。
6回表に1点を返され、1点差で迎えた最終回の守り、先頭に内野安打を許すと市場中ベンチのボルテージはMAX状態に…。
中学生なら誰でもプレッシャーを感じて緊張してしまう場面ですが、横浜隼人の選手たちは落ち着いて1つずつアウトを取り、2死3塁から最後のバッターをファウルフライに打ち取り、2-1でゲームセットとなりました。
「K-1大会」は17年前に発起人の先生が横浜隼人高校硬式野球部の水谷哲也監督のもとを訪れて、「神奈川県の中学球児たちが冬場に背番号を付けて優勝を争う名誉ある大会にしたい。決勝戦は水谷先生の出身である国士館大学のグランド、そして準決勝は横浜隼人高校のグランドをお借りする形で実施したい。」という熱い思いを伝えてスタートした大会です。
横浜隼人高校硬式野球部にとっても縁と歴史の繋がりがある「K-1大会」ですが、17年前の横浜隼人中学校野球部は「K-1大会」には誘ってもらえず…。第10回大会からは毎年出場していたものの、なかなか勝ち上がることができませんでした。
そして昨年はなんとかベスト4という成績を残すことができ、「今年こそ」と挑んだ17回大会でした。
昨年に続いて、雨天順延などの影響で準決勝で「横浜隼人高校野球場」で試合をする事こそ叶いませんでしたが、横浜隼人中学校野球部にとって「K-1大会」の優勝は大きな悲願達成となりました。
この結果を自信にして、春の市大会、県大会と勝ち上がり「全国」への切符を掴めるように頑張ってほしいと思います。
一方本日、1年生は「第1回関東交流新人大会」予選リーグの最終戦に挑みました。
ここまで2勝0敗の横浜隼人のルーキーたちが挑んだ相手は東京都のクラブチーム「ネクストベースボールクラブ」でした。
(会場は「府中市民球場」)
結果は6-2の勝利で見事に決勝トーナメント進出が決まりました。
本日は時おり雪が舞うほど寒い中での試合でしたが、「K-1大会」「関東交流新人大会」それぞれ多くの保護者の皆様が応援とサポートに駆けつけてくださいました。
ご提供いただいた写真をご紹介いたします。
まずは「K-1大会」決勝戦の写真






続いて「関東交流新人大会」の写真






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