本日は、「瀬谷区秋季大会」の準々決勝(初戦)が下瀬谷中グランドにて行われました。
春の「文部科学大臣杯全日本少年春季軟式野球大会」へと繋がる「夏季大会」では、つい先日に横浜隼人が横浜市を制し、県大会出場を決めたばかりですが、それとは別に「秋季大会」が行われます。
「秋季大会」は、各区の予選を勝ち上がった代表校が「市大会」へと進みますが、それ以上の上位大会は行われず「横浜市」で終了となります。
その「秋季大会」で「横浜市4連覇」を目指す横浜隼人の初戦となった本日の対戦相手は、「原中学校」でした。
先月の「夏季大会」では、10-1で圧勝している相手ではありますが、この日はそう簡単にはいきませんでした。
後攻の横浜隼人は1回表、先発の土橋投手(大和中央クラブ出身2年女子)が無失点に抑えます。
その裏、先頭の正田選手(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身2年)が痛烈なセンター前ヒットで出塁し二盗を決め、続く西宮キャプテン(山手メイツ出身2年)もヒットで続いて無死1・3塁とし、「簡単に先制点が取れる」と思われましたが、スクイズ失敗などでチャンスを潰してしまい、無得点に終わります。
2回表を土橋投手が3人で打ち取ると2回裏、先頭の浜中選手(大和町バンビーズ出身1年)がヒットで出塁し、1死3塁としたところで、早川選手(元宮ファイターズ出身2年)がスクイズを決めて1点を先制します。
3回裏には、1死2塁から佐々木選手(上瀬谷タイガース出身2年)のタイムリーで1点、さらに先発投手の土橋選手がセンターオーバーの2ベースを放って3-1とします。
4回表に1点を返されますが、その裏には代打の酒井選手(野球は中学デビューの2年生)が右中間を深々と破る2ベースヒットを放ち4-1とリードを広げます。
しかし直後の5回表、リリーフ陣が踏ん張れず、3安打と1四球にワイルドピッチなども重なって3失点、4-4の同点に追いつかれてしまいます。
それでも5回裏には、先頭の名蔵選手(阿久和ファイターズ出身2年)のヒットや、途中出場の大沢選手(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身2年)が、下瀬中の校舎を破壊する勢いの強烈な2ベースヒットを放つなどして3点を奪い7-4とします。
そして時間制限のある大会規定により最終回となった6回表、エースナンバーの大沢投手が力でねじ伏せて、7-4での勝利となりました。
新チームの夏季大会でも横浜市を制した横浜隼人に対し、「調子に乗るなよ」と言わんばかりの苦戦を強いられた瀬谷区秋季大会初戦、「原中学校」の猛追ぶりは脱帽でした。
「瀬谷区秋季大会」は、今月23日に決勝戦が予定されていますが、文部科学大臣杯予選である県大会の準々決勝・決勝戦も、同じ23日となっているため、県大会で横浜隼人が23日まで勝ち進んだ場合は、瀬谷区秋季大会の決勝戦は24日へと順延される予定となっています。
本日も、保護者の方から素敵な写真をご提供いただきましたので、ご紹介いたします。
2安打を放った正田選手
(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身2年)
この日はサードの守備に入り
先制のスクイズを決めた
早川選手
(元宮ファイターズ出身2年)
5番セカンド
ヒットを放った
名蔵選手
(阿久和ファイターズ出身2年)
先発投手として好投し
打撃でも2ベースヒットを放った
土橋選手
(大和中央クラブ出身2年女子)
校舎を破壊するかという
痛烈な2ベースヒットを放ち
抑え投手としても
圧巻の投球を披露した
大沢選手
(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身2年)
2安打を放ち
ファーストからサードの守備へと
シート変更しながらも
攻守も披露した
スーパー1年生の浜中選手
(大和町バンビーズ出身1年)
本職はキャッチャーながら
最終回に不慣なファーストの守備に入り
見事にその役割を果たした
梶本選手
(瀬谷ライダーズ出身1年)
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