「夏季市大会5位」&「私学大会準優勝」!
- 管理人
- 2018年8月22日
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昨日、2チームに分かれて、それぞれ激闘を見せた横浜隼人中学野球部は本日、3年生中心チームは「神奈川県私立中学校野球大会決勝戦」に、1・2年生チームは「横浜市中学校夏季野球大会」(兼「文部科学大臣杯予選」)の5位決定戦に挑みました。 まず、午前9時から行われた私学大会決勝戦、会場は神奈川の野球の聖地「サーティーフォー保土ヶ谷球場」、相手は昨年の私学大会の覇者「日大中学」でした。 先攻の横浜隼人は2回裏にヒットとエラーでピンチをむかえたところで、走者一掃の3ベースヒットを許します。 更に3回裏にも1点を奪われ0-4と苦しい展開になります。 しかし4回表には、今年のチームの投打の軸である掛川選手(3年)と秋山選手(3年)のヒットで1点を返します。 6回表には、桑原選手(3年)のタイムリーヒットで1点を返し、更に石川キャプテン(3年)もヒットで続いて満塁のビッグチャンスを作ります。 ここで相手バッテリーのミスで3塁ランナーに続いて1点差、さらに2塁ランナーも一気にホームを狙いますが、このボールがまさかバックネットのフェンスに挟まってしまいボールデッドとなり、2塁ランナーは3塁へ戻されてしまい、同点とはなりませんでした。 6回裏のピンチを、リリーフした秋山投手が抑えて、最終7回の攻撃に望みを繋げます。 その7回表、簡単に2アウトを取れらますが、相手のエラーと四球で1・2塁、一打同点、長打が出れば逆転という場面を作ります。 しかしながら、最後のバッターが内野フライに倒れ、ゲームセット。 日大中学の2連覇で今年の私学大会は幕を閉じる形となりました。 それでもこの私学大会は県内の私立中学、加盟25校のうち22校が参加し、強豪校が揃うハイレベルな大会です。 その中での「準優勝」は大変立派だったと思います。 3年生の皆さん(一部、1・2年生も入っていますが。)、本当におめでとうございます。 さて、その試合終了直後の11時15分に、磯子区の「新杉田公園野球場」にて「横浜市中学校夏季野球大会」の5位決定戦が行われました。 この対戦相手が、青葉区の主力選手ばかりで構成された「青葉区選抜」でした。 青葉区は、ただでさえ学校数が12校と瀬谷区の2倍、そして「桐蔭学園」や「青葉台」「あざみ野」「谷本」など、強豪チームが多い地区であり、それらの「選抜チーム」となると、その実力はご想像の通りです。 彼らは「秋季大会2校枠獲得」だけでなく、「文部科学大臣杯」の本戦への出場、つまり「全国大会」を本気で目指すために結成されたエリートチームでした。 そんな超強豪チーム相手でしたが、本日も横浜隼人ナインは素晴らしい試合を見せてくれることになります。 先攻の横浜隼人は初回、2番南選手(2年)のセンター横へと抜けていく2ベースヒットでチャンスを作ると、昨日の都筑区選抜との試合で、土壇場の同点打を放った3番柳下選手(2年)がこの日も、左中間を破る先制タイムリー2ベースを放ちます。 さらに出村選手(2年)のヒットと盗塁で2・3塁としたところで、古庄選手(2年)の内野ゴロを相手がエラーし、幸先よく2点を先制します。 2回以降は、青葉区選抜の2投手の継投に的を絞り切れず、欲しい追加点をなかなか奪うことができません。 それでも、横浜隼人の先発中川投手(2年、キャプテン)は変化球を多投する緩急のあるピッチングで青葉打線をなんとかかわし、得点を許しません。 そしてその後も両チーム無得点のまま2-0で最終7回裏の守りを迎えます。 守備陣とベンチは「絶対にピンチが来るぞ!慌てるな!同点まではOK!アウトを一個ずつ取ろう!」と声を掛け合います。 するとその通り、6番、7番打者の連続ヒットで無死1・3塁のピンチとなります。 ここでも横浜隼人は「同点OK!外野手はバッターランナー優先だぞ!」と確認し合います。 続く8番打者がスクイズを試みますが、これが中川投手の正面に転がりホームタッグアウトで1死1・2塁と状況は好転します。 そして9番打者がセーフティ気味の送りバントをしますが、これを中川投手が落ち着いて1塁でアウトにして2死2・3塁。 一打で一気に同点となる非常に緊迫した場面でしたが、最後のバッターをセンターフライに打ち取りゲームセット。 中川投手の完封勝利で見事に強豪チームを下して「横浜市5位」と「秋季大会瀬谷区2校枠」を勝ち取りました。 3年生の「準優勝」に続いて1・2年生も大きな大きな勝利を掴みとりました。 この勢いで秋季大会でも「横浜市優勝」を目指して頑張ってほしいと思います。 3年生はこれで、チームとして出場できる大会は12月上旬の「KB金太郎杯」を残すのみとなりました。 しかしその前に今週末25(土)、26日(日)には、千葉県で行われる「関東近県選抜大会」に「神奈川Kクラブ」として5名の3年生が挑戦します。 5名の3年生の活躍を心から期待しています。 そして、その25日(土)には新チームの「秋季区大会」の予選リーグがさっそく始まります。 それぞれの様子を、またこちらでご報告できればと思います。 本日も、保土ヶ谷球場、新杉田公園球場、それぞれに多くの保護者の方々が応援に駆けつけてくださいました。 ご提供頂いた写真を掲載させて頂きます。
【私学大会決勝戦】


先発したエース掛川投手(3年)

投打に活躍した秋山選手(3年)

2番レフト三井選手(3年)

3番ファースト玉井選手(3年)

9番センター道本選手(3年)

5番キャッチャー桑原選手(3年)

2年生で唯一「私学大会」に
出場した佐藤選手

表彰式のスコアボード

表彰式の様子

準優勝の表彰を受けるも
悔しそうな石川キャプテン

私学大会準優勝を達成した3年生8名(前列)
と1・2年生7名(後列)
そして東城先生(後列の一番左)
【夏季市大会5位決定戦】

完封勝利の中川投手 (2年、キャプテン)

中川選手は打っても活躍

昨日に引き続き貴重な
タイムリー長打の柳下選手(2年)

2点目の内野エラーを誘った
古庄選手(2年)

この試合セカンドに入った
長友選手(2年)

ショートで好プレーを見せた
荒井選手(1年)

最後の打者を打ち取り
勝利を喜ぶ選手たち
左から古庄、長友、矢口(2年)
(敬称略)
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