本日は、横浜市春季大会は一日お休みとなりましたが、「KBあじさいリーグ」(以下「あじさい」と表記します)予選1日目の2試合が平塚市大神スポーツ広場にて行われました。
なお、明日は「市大会」と「あじさい」が重なり、1年生のみで「あじさい」に出場しなければならないため、今回の「あじさい」の登録メンバーは1年生全員+3年生全員+2年生3名という編成になっています。
第1試合の相手は港北区の選抜チーム「港北クラブ」でした。
後攻の横浜隼人の先発マウンドは、普段は外野で出場することの多い3年生サウスポー高木投手でした。
高木投手は、2回まで無失点と、しっかりとゲームメイクをします。
攻めては初回に吉田、吉原、守屋、三井、上田(敬称略、全て3年)の5安打で5点、2回にも四球や相手のミスで1点を追加し6-0と大きくリードします。
しかし、さすがの選抜チーム、港北打線も黙ってはいません。
3回に2点、4回に3点を奪われ、4回を終えて7-5と2点差まで詰め寄られます。
「90分」の時間制限があるため最終回となる5回、僅か2点のリードという緊迫した場面でマウンドに上がったのは、173cm80kgという堂々たる体格を誇るスーパー1年生、元ベイスターズJr.の大沢投手でした。
大沢投手は、上級生も顔負けの凄まじいストレートで港北打線をねじ伏せ、7-5での勝利となりました。
続いて行われた第2試合「ひまわりベースボールクラブ」との試合は、明日の市大会に備えてレギュラーメンバーの大部分がベンチスタートで、1試合目に出場しなかった2・3年生と、何名かの1年生で挑みました。
後攻の横浜隼人の先発マウンドは、文武両道の模範生女子、山内投手(3年)でした。
山内投手は立ち上がりの制球に苦しみ1点を失いましたが、無死満塁のピンチをホームゲッツーで脱するなど、なんとか最少失点に切り抜けます。
1回裏には、この試合3番に入ったもう一人のスーパールーキー、同じく元ベイスターズJr.の正田選手(2人は共に地元の「瀬谷ライダーズ」出身)が、きっちりとスクイズを決め、更に5番黒瀬選手(3年女子)のタイムリーで2-1と逆転します。
2回表に2-3と逆転されますが、3回と4回の2イニングを、中学校生活初登板となる2年生の出永投手(これまでは捕手と内野手でした)が無失点、そして1試合目に続いて1年生の大沢投手が1イニングを無失点と完璧なリリーフで追加点を許しません。
なんとか逆転したい横浜隼人でしたが、何度か得点圏に走者を進めながらもあと1本が出ません。
時間制で最終回となる5回の裏、2死2塁から代打の吉原選手が追い込まれてからファールで粘って、8球目をついに捉えてセンター前へ…「よし同点!」と思いましたが、センターから完璧な返球によりホームタッグアウト、2-3での悔しい敗戦となりました。
負けはしましたが、出永投手、大沢投手の好投や、キャッチャー正田選手が強肩を見せつけて1つの盗塁すら許さなかったことなど、多くの収穫があった試合でした。
明日は、「市大会」と「あじさい」に分かれての挑戦となります。
■市大会5回戦<2・3年生>
@保土ヶ谷球場
11:15 プレイボール(vs高田中)
※無観客試合
■あじさいリーグ2日目<1年生>
@大神スポーツ広場
8:30 隼人vs横浜K<G面>
10:40 隼人vs綾瀬C<I面>
なお「あじさい」は観戦が可能でしたので、本日は多くの保護者の方々がソーシャルディスタンスを保って応援やサポートをしてくださいました。
素敵な写真をたくさんご提供いただきましたので、一部を掲載いたします。
ちなみに、1年生の試合用ユニフォームがまだ納品されていないため、練習用ユニフォーム(今年からちょっとオシャレな迷彩柄を採用しています)に背番号を付けています。
大物ぶりを発揮した
スーパールーキー
大沢投手(1年)
同じくルーキーの
正田選手(1年)
第2試合で先発し
好投した山内投手(3年女子)
第2試合レフトで出場した
1年生女子 土橋選手
昨年のベイスターズJr.の
最終選考まで残った逸材
第2試合で好守に
存在感を示した
外野リーダー的存在の
清水選手(3年)
第2試合で
2ベースヒットを放つなど
活躍した向原選手(3年)
中学初登板とは思えない
堂々たるピッチングを披露した
出永投手(2年)
第1試合で見事に
先発の役割を果たした
高木投手(3年)
この日は第2試合に出場し
守備でチームを牽引した
黒瀬選手(3年女子)
第1試合で
タイムリーを放った
三井選手(3年キャプテン)
代打出場の1年生
名蔵選手
ピンチを脱し笑顔で
出迎えるベンチの様子
出迎えられて笑顔が弾ける
内野守備職人的存在の
上田選手(3年)
ピンチでマウンドに集まる
内野手と監督
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