私学大会予選リーグ2試合
- 管理人
- 2023年8月2日
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本日は、「神奈川県私立中学校野球大会」の予選リーグ2試合が行われました。
今大会から酷暑でのダブルヘッダー対策として、1試合5イニング制というルールとなりました。
予選リーグの組合せは、この夏の県総体に出場した「鎌倉学園」と、好投手を中心に力のある大型選手が揃う「神大附属」でした。
(会場は神大附属中グランド)
まず初めに行われた第1試合は、鎌倉学園が5-2で神大附属に勝利しました。
そして第2試合、横浜隼人は鎌倉学園と対戦しました。
先攻の横浜隼人は初回の攻撃を無得点に終え、直後の1回裏、先頭打者にいきなり右中間を破る2ベースを浴び、バント処理のミスやタイムリーヒットなどで3点を失う厳しいスタートとなります。
なかなか反撃できず0-3のまま、あっという間に最終回の5回表の攻撃を迎えますが、ここからが横浜隼人の本領発揮です。
1死から内野エラーが2つ続くと、正田選手(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身3年)がレフトオーバーの2ベースを放ち1点差、その後2死ながら四球を2つ選んで満塁という場面で、リリーフ登板で好投している佐々木選手(上瀬谷タイガース出身3年)がセンターの頭上を深々と破る走者一掃の2ベースヒットで5ー3、さらに酒井選手(野球は中学デビュー3年)のタイムリーで6-3と土壇場で試合をひっくり返します。
5回裏は2死から2連打で走者を二人許し、打者走者が帰れば同点というピンチを迎えますが、最後の打者を空振り三振に打ち取り、市総体の準決勝や決勝戦と同じような終盤での大逆転劇で勝利を掴むことができました。
そして第3試合、神大附属との試合は、勝った方が準々決勝への出場権を得ることになります。
この試合は、先発した土橋投手(大和中央クラブ出身3年女子)と、2番手の原投手(林間野球クラブ出身3年)が好投し、5回まで無失点に抑えますが、神大附属のエースピッチャーもまた横浜隼人打線をゼロに抑え、試合は6回からタイブレーク(無死1・2塁からの継続打順)に突入します。
先攻の横浜隼人は6回表、名蔵選手(阿久和ファイターズ出身3年)のヒットと、内野ゴロの間の得点で2点を奪います。
2点リードで迎えた6回裏、先頭打者に四球を許し無死満塁、次打者を三振に打ち取り1死満塁となったところで、横浜隼人は絵に描いたようなバタバタ劇を演じてしまいます。
1塁がサヨナラのランナーということで長打警戒シフトを敷いていたレフトの前方に高く上がったフライを、レフトが無理に突っ込んでこの打球を後ろへ逸らしてしまい走者二人がホームインし同点、さらにバックアップに入ったセンターの本塁への送球も逸れ、カットに入った一塁手がこれをなんとか捕球したものの、無理な体制で3塁オーバーランを狙って送球してしまい、これが逸れて結果的に1塁走者もホームイン、2-3で痛恨のサヨナラ負けとなりました。
終わり方だけを見ると、ミスが重なっての不甲斐ない敗戦でしたが、それにしも神大附属はエースピッチャーを中心にとても力のある選手が揃っている強いチームでした。
横浜隼人にとっては、私学大会での予選敗退は少なくとも8年ぶり以上だそうです。
悔しい結果となりましたが、この悔しさを今後の大会に活かしてほしいと思います。
本日も、平日にも関わらず多くの保護者の方々が応援とサポートに駆けつけてくださいました。
ご提供いただいた写真をご紹介いたします。









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