本日の練習試合の相手は、「全軟」や「全中」の常連であり、中学野球に携わる人であれば知らない人はいない名門中の超名門、今年の「全軟」にも出場が決まっている「江戸川区立上一色中」でした。
(会場は「江戸川区京橋鉄橋上流野球場」)
誰が見ても「この子たちは全員、本当は高校生か大学生なのでは?」と思ってしまうようなムキムキのバキバキに仕上がった肉体に加え、守備・打撃とも非常にセンスのあるメンバーが揃っている上一色中に対し、横浜隼人は6回までの攻撃を四球の走者一人という「ほぼパーフェクト」に抑えらてしまいます。
一方の守りでは、大沢投手(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身2年)と白鳥拓海投手(戸塚アイアンボンドス出身3年)が、毎回のようにヒットを浴びて得点圏に走者を進められますが、粘り強くそのピンチをしのぎ続け、なんとか6回までを0-0で終えます。
しかし7回表に、2死1・3塁から重盗を決められてしまい0-1と勝ち越されます。
それでも7回裏、先頭の白鳥颯斗選手(戸塚アイアンボンドス出身3年)がヒットで出塁し、続く白鳥拓海選手がバスターで2連打、正田選手(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身2年)が犠打、市村選手(浜見少年野球部出身3年)がヒットエンドランを決めて土壇場で同点、そして2死3塁から相手バッテリーの僅かなミスに白鳥拓海選手が好スタートを切ってサヨナラのホームイン、「奇跡的」とも言える内容で2-1での勝利となりました。
続く第2試合は、横浜隼人は第1試合に出場していない1・2年生でのメンバー編成でしたが、上一色中は第1試合に出場していない3年生メンバーでした。
それでも「えっ??1試合目のメンバーと同じか、むしろそれ以上のレベル?」と思えるほど「さすが超名門で3年間鍛えられた選手たち」という、圧倒的すぎる実力差を見せつけられ、結果は0-24という、ここ5~6年の横浜隼人中学校野球部の試合の中では類を見ないほどの得点差で敗戦となりました。
上一色中とは、「全軟」で互いに勝ち上れば日本一をかけた決勝戦で対戦する可能性があります。
その舞台にたどり着くことが容易でないこと言うまでもありませんが、ぜひそこを一つの目標に頑張ってほしいと思います。
さて明日は、新チーム(1・2年生)にとっての初陣である「瀬谷区中学校夏季野球大会」が行われます。
この大会は「区→市→県→関東」と勝ち上がれば、春に行われる「文部科学大臣杯全日本少年軟式野球大会」という全国大会まで繋がる大事な大会になります。
3年生の全国大会が残る中での新チームの大会…。調整が難しいところではありますが、先輩は後輩のために、後輩は先輩のためにと、互いに切磋琢磨しながら、それぞれで良い結果が出ることを期待しています。
本日も気温35度を超える中、多くの保護者の皆様が応援とサポートに駆けつけてくださいました。
ご提供いただいた写真をご紹介いたします。
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