5月5日(金)と6日(土)の2日間に渡って、「KBあじさいリーグ」が開催されました。 この大会は、「Kボール」を使用した大会で、今年は県内6チームが参加しました。 まずは参加6チームを簡単にご紹介します。 【Aブロック】 ・横浜隼人中学 ・ひわまりベースボールクラブ(平塚に拠点を置き、Kボール専門で活動している名門クラブチーム。) ・横浜Kクラブ(「瀬谷中学」野球部員がKボール大会に出場する際にはこのチーム名でクラブチームとして出場。) 【Bブロック】 ・港北クラブ(横浜市港北区の中学校野球部員で構成された選抜チーム) ・座間クラブ(座間市の中学校野球部員で構成された選抜チーム) ・秦野クラブ(秦野市の中学校野球部員で構成された選抜チーム) 5日(金)は各ブロックに分かれてWヘッダーを戦いました。 横浜隼人は第1試合で「ひまわりベースボールクラブ」と対戦し、2-6で敗戦…。 続けて、今春の瀬谷区大会決勝戦で横浜隼人が勝利している瀬谷中野球部員で構成されている「横浜Kクラブ」との対戦でも、リベンジに燃える相手に終始イニシアチブを取られ、0-5で完敗し、まさかの2連敗となってしまいました。 翌6日は、選抜チームが固まった混戦のBブロックで、同じく2連敗となった「秦野クラブ」との5位決定戦を戦いました。 なんとしても「3連敗での最下位」だけは避けたかった横浜隼人は、2回裏にキャプテン宮地選手の2ランホームラン(ランニング)で2点を先制しました。 しかし、直後の3回表にすぐに秦野クラブに追いつかれてしまいました。 その後は横浜隼人の2年生大型右腕の秋山投手と、リリーフした3年生小島投手が好投し、さらに野手陣の"ノーエラーの守備"も光り、再三のピンチを脱しました。 そして迎えた5回裏、代打の切り札である3年生長距離砲の飯塚選手が2ベースを放ち、その後2死1・3塁とすると、見事なWスチールが決まり3-2と勝ち越しました。 90分という時間制限があるこの大会、事実上の最終回となった6回表の守りでも、2死満塁となりましたが、このピンチも全員で凌ぎ、意地の勝利を掴み取ることができました。 強風による砂嵐で何度も試合が中断しましたが、ベンチを含め全員で集中力を欠くことなく声を出し続けたことが、この勝利に繋がったと思います。 選手の皆さん、荒天のなか本当にお疲れさまでした。 5位という結果は、悔しさのほうが遥かに大きいことと思いますが「秦野クラブ」戦の勝利を夏の市総体に繋げてほしいと思います。 ちなみに優勝したのは「横浜Kクラブ」でした。同チームは全国大会出場をかけて7月に山梨県代表チームと対戦します。 参加チームの半数が各地区の選抜チームというハイレベルなこの大会において、横浜隼人の良きライバルである「瀬谷中学」が優勝したことで、瀬谷区の中学校野球のレベルの高さを見事に証明してくれました。 次は負けません!!
ピンチを脱し笑顔で出迎えるベンチ
勝利の原動力となったベンチワーク
勝ち越しの足掛かりとなった飯塚選手の2ベースヒット
好投した秋山投手(2年生)
同じく好投した小島投手(3年生)
試合終了の瞬間
試合後の整列
(このような砂嵐で何度も中断しました)