本日は「文部科学大臣杯全日本少年春季軟式野球大会」に繋がる夏季瀬谷区大会(1・2年生のみ出場可)の1回戦が下瀬谷中学校グランドにて行われました。 相手は、3月の「瀬谷区大会決勝戦」で勝利し、5月の「KBあじさいリーグ」では敗れたライバル「瀬谷中学」でした。 ジャンケンに勝って後攻を選択した横浜隼人は1回表、先頭打者にセンター前ヒットを打たれると、2番打者にも内野安打を許し無死1・2塁のピンチを迎えます。 そして、続く3番打者を1ボール2ストライクと追い込んでから、真ん中高めに甘く入った変化球を見事に捉えられ、3ランホームランで3点を奪わてしまいます。 さらに3回にも、同じ打者に2打席連続となるソロホームランを打たれ4点を追う横浜隼人は4回裏、中川選手、三井選手の連続ヒットでチャンスを作ると、掛川選手、石川(晴)選手の連続タイムリーで2点を返します。 5回裏にも無死1・3塁のチャンスを作るものの、ここはサインミス等もあり痛恨の無得点に終わると6回表、無死1・2塁からヒットエンドランを決められ2-5、さらに満塁としたところで、この日すでに2本のホームランを打たれている3番打者を迎えると、まさかまさかの3本目となる満塁ホームランを打たれ、2-9となります。 90分の時間制限がある瀬谷区大会、6回裏の攻撃の前に「最終回」であることが伝えられます。 なんとか意地を見せたい横浜隼人ベンチの選手たちは、大きな声を出して仲間を鼓舞し続けました。 その雰囲気の影響か、相手内野手の2つのエラーと四球で無死満塁とします。 しかし、後続の3人が倒れ2-9のまま無念のゲームセットとなってしまいました。 終わってみれば9失点のうち8失点が3番打者に打たれたホームランでした。 それ以外に、まともに打たれたヒットは2本ほどしかなく、投手陣(掛川投手 → 姜投手 → 大島投手)はよく頑張ったと思います。 攻撃では、2点を奪った4回に更に1~2点を取れるかもしれなかったチャンスを、走塁ミスにより潰してしまったり、また5回の無死1・3塁、6回の無死満塁のチャンスで、ことごとくフライアウトで得点できなかったり、サインミスにより好機を逃したりしました。そういった攻撃面での反省点が多く残り、悔やまれる結果となりました。 一方の瀬谷中学は、ホームランの前に貯めたランナーが、ゴロを転がした結果の内野安打であったり、きちんとヒットエンドランを成功させての得点もあったり、こういった差が勝敗を左右し、力的には決して負けていなかったはずが、結果的には7点差の「大敗」となってしまいました。 本日3ホーマーを放った瀬谷中学の3番打者は、実は6イニングを投げ切ったエースピッチャーでもあります。今後、横浜隼人が激戦の瀬谷区を勝ち抜くためには、攻守に彼をどのように攻略するかも重要な課題となりそうです。 新チームは、この大会とは別に「秋季大会瀬谷区予選」が8月26日に行われます。 しかしその前に8月4日に「私学大会」、8月14日には「KB笹尾晃平杯」と3年生チームの大会が2つあります。 それらの大会に向けて横浜隼人は明日から3日間、長野県諏訪郡富士見町にて「強化合宿」を実施します。 春の瀬谷区大会優勝のあと、「春季横浜市」「KBあじさいリーグ」「市総体」と悔しすぎる結果が続いていますので、今後の大会でリベンジできるよう、選手たちには前を向いて頑張ってほしいと思います。 「強化合宿」の様子等はまた改めて更新させて頂きます。