2017年8月1日読了時間: 4分

合宿に行ってきました！

７月２９日（土）から３１日（月）まで、２泊３日で強化合宿に行ってきました。今年の合宿は長野県諏訪郡富士見町で実施しました。練習会場としてお借りしたのは「富士見町町民広場野球場」です。この野球場は軟式野球とソフトボール専用（硬式野球不可）でありながら、両翼９０ｍ、中堅１１０ｍで、ファールグランドも広く、外野の芝生がきちんと整備されています。しかも、標高が約１０００ｍという高地にあるため、真夏でありながらも気候は極めて爽やかであり、また多くの緑に囲まれた素晴らしい野球場です。そんな立派な施設に、自然と選手たちのテンションも上がります。元気よくウォーミングアップとキャッチボールをして、早速、ランナーを付けての実戦的なケースノックを行いました。しかし残念ながらノック開始早々に雨が降り始め、しばらくするとグランドは水浸しになってしまいました…。せっかく合宿に来たのに…。チームはすぐに車で１０分ほどの場所に移動しました。移動先は山梨県の名門校「帝京第三高校野球部」の室内練習場です。ここで約９０分ほど、打撃練習や体幹トレーニングを行うことができました。県外の中学生が、名門高校の施設をお借できるということは、普通では考えられないことですが、横浜隼人高校硬式野球部との長年のお付き合いがあり、事前に「雨天時には是非使ってください」というお話を頂いておりましたので、お言葉に甘えさせて頂きました。帝京第三高校野球部の選手、スタッフの皆様、立派な施設を使わせて頂きまして、ありがとうございました。この日は夜まで雨が続いていたため、夕食後ミーティングを行い１日目を終えました。初日の時点で２日目の天気も「雨」の予報でしたが、２日目の朝には、なんとか雨は上がっていました。それでも夜中の３時頃まで「豪雨」であったため「きっとグランドは使用できない状態だろう…。」と誰もが諦めていましたが、球場に着くと、水たまりが２か所ほどできていたものの、少し整備をすると朝から一日中、全面使用が可能な状態になりました。グランドの異常なまでの水捌けの良さに一同驚きました。お陰様でこの日は、午前中にケースノック、午後はシート打撃、フリー打撃と、存分に実戦練習を行うことができました。夜間は霧が出てきたものの、雨が降ることはなく、ホテル駐車場にて、投手はシャドウピッチング、野手は素振りを行いました。最終日となる３日目は、試合用ユニフォームを着用し、朝から紅白戦を行いまいた。全体を３つのチームに分け、総当たり戦の３試合を行い、部員全員が試合に出場しました。試合の無いチームが、審判やボールボーイを務めるなど、運営も全て部員たちで行いました。富士見町に来てから初めて見る「太陽」の光が燦々と降り注ぐ気持ちのいい夏晴れの中、生き生きとグランドを駆け回る選手たちの姿が輝いていました。こうして３日間の充実した合宿を、怪我等もなく無事に終えることができました。部員４２名という大所帯でありながら、日ごろは限られたスペース、限られた時間での練習になるため、部員全員が打撃練習を行ったり、試合に出場したりすることは難しいところですが、今回の合宿では、素晴らしい環境と立派な野球場で集中して練習を行い、部員全員が貴重な実戦経験を積むことができました。また寝食を共にしたり、移動のバス内やホテルでのミーティング等を行ったりすることで、仲間意識やチームワークの向上に繋がったことと思います。この合宿は選手たちにとって貴重な経験となり、そして大切な思い出になったのではないでしょうか。この経験を今後の各大会はもちろん、学校生活や家庭生活等にも活かせるよう、選手の皆さんには頑張ってほしいと思います。今回の合宿実施にあたり多くの方々がサポートしてくださいました。施設の予約等をしてくださった光澤様、帝京第三高校野球部の赤尾先生、稲元先生、ホテル「ジュネス八ヶ岳」スタッフの皆様、日本旅行様、ヤサカ観光バス様、弁当の「おぎのや」様、そして横浜隼人中学校野球部保護者の皆様、皆様方の多大なるご支援とご協力に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。