top of page
管理人

「K-1大会」初戦突破!


本日は「K-1大会」の1回戦が行われました。 「K-1大会」は、中体連の主催ではないオープンの大会です。 平成20年にスタートした時には参加24チームでしたが、年々参加チームが増え、10回目を迎えた今年の大会は、「神奈川県内の中学校野球部のみ」でありながら実に「88」ものチームが参加する、規模の大きな大会です。 通常この時期は春まで大会がなく、選手が目標やモチベーションを見失いがちです。 そこで、シーズンオフにも背番号を付けて「大会」を行うことで、選手の目的意識を高め、各チームのレベルアップを図るとともに、県内チーム同士の交流を深めることを目的として行われています。 ちなみに平成21年の第2回大会より毎年、準決勝2試合の会場として「横浜隼人高校硬式野球場」を提供しておりましたが「横浜隼人中学校」は今年が初参加となりました。 もともとは、本日一日で1回戦と2回戦をダブルヘッダーで行う予定でしたが、昨晩から断続的に降り続いた雨の影響で予定が変わり、本日は1回戦の1試合のみが行われました。 会場の「今宿中」グランドは昼頃まで一面水浸しでしたが、今宿中野球部員の懸命なグランド整備により、14時から試合を開始することができました。 相手は藤沢市の「大庭中学校」でした。 ジャンケンに負けて先攻の横浜隼人は、今大会で初めてエースナンバーを背負う右の本格派、秋山投手(2年)が、初回を三者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せます。 1回裏の攻撃は2死から3番の南選手(1年)が痛烈なセンター前ヒットを放つものの、後続が倒れ無得点に終わります。 2回も両チーム無得点となり、なんとか先制点を奪いたい横浜隼人は3回表、先頭の桑原選手が追い込まれてから粘った末に、レフトの高いフェンスの中断に当たる2ベースヒットで無死2塁と絶対的なチャンスを作りますが、続くバッターが2球続けてバントをファールにしてしまい、追い込まれてからのバスターがセカンドライナーとなり、スタートを切っていた桑原選手が戻れずにライナーゲッツー…、最悪な形でビッグチャンスを潰してしまいます。 嫌な流れで迎えた4回表、先頭打者に内野安打を許し、送りバントで1死2塁、さらに牽制球が乱れる間に「1死3塁で、相手打者は4番」というピンチを迎えます。 ボールカウント1ボール1ストライクから真ん中よりに入ったストレートを振り抜かれると打球はレフトへ高々と上がります。レフトの南選手が定位置から3~4歩ほど下がった位置での捕球となり、誰もが「タッチアップでの1点」を覚悟しました。しかし南選手が捕球後すぐさまショートの桑原選手へ返球すると、桑原選手が深い位置から自慢の強肩を活かしてキャッチャーの中川選手へと繋ぐ完璧な中継プレーで3塁走者を捕殺し、この試合最大のピンチを脱します。 6回裏の守りでも2死1、2塁からキャッチャーの中川選手(1年)が一塁への牽制球でアウトにするなど、この試合は守備での好プレーが光りました。 一方の攻撃では、何度も良い当たりをするものの、相手野手の正面を突くことが多く、なかなか両チームともに得点を奪えないまま、7回を終えて0-0の同点となり、大会規定により8回からタイブレーク(無死1、2塁スタート)となりました。 8回表、途中出場の先頭打者、9番の大島選手(2年)がきっちりと送りバントを決め1死2、3塁とすると、1番の中川選手がライト線を破る2点タイムリーヒットを放ち、ついに貴重な貴重な「2点」を奪います。 しかし当然、8回裏の相手の攻撃も無死1、2塁から始まります。 先頭の3番打者に進塁打を許すと、続く4番打者には四球を与えてしまい、1死満塁となります。 「一打で同点、長打を許せばサヨナラ負け」という非常にプレッシャーのかかる場面でしたが、本日の秋山投手は落ち着いていました。 続く5番打者をショートフライ、6番打者を浅いセンターフライに仕留め、2-0で見事に試合を締めくくりました。 結果的に秋山投手は8回を投げ、四死球こそ4つを許したものの、被安打は僅か「2」で、見事な完封勝利となりました。 「大庭中学」は安定した投手に加え、力強いクリーンナップが揃い、しかもキビキビと元気があって大変素晴らしいチームでした。 横浜隼人は、いくつかの致命的なミスもありましたが、それ以上に好プレーが光り、この試合を勝利できたことは、今後の試合に向けて大きな自信になるのではないでしょうか。 選手の皆さん、本日は大変お疲れ様でした。そして初戦突破、おめでとうございます。 さて、気になる2回戦の日程は次の通りとなります。 11月25日(土)<会場:今宿中学校> ・ 8:30~ 今宿 vs 田浦(1回戦) ・10:30~ 第1試合の勝者 vs 横浜隼人(2回戦) 本日は、悪天候の影響で急遽日程が変更になり、今宿中学校の生徒たちは、自チームの試合が無くなったにも関わらず、「横浜隼人vs大庭」の試合だけのために、泥だらけになりながら水抜きやグランド整備、また試合の運営をしてくださり、本当にありがとうございました。この場を借りて改めて、厚く御礼申し上げます。 そして明後日もまたお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。 本日の試合の写真は、また明日以降、掲載させて頂きます。

【11月24日追記】

写真を以下に掲載します。

写真は保護者様のご提供です。いつもありがとうございます。

1回表に好守を見せたライト掛川選手

1年生ながら1番キャッチャーを務める中川選手

1回裏 センター前ヒットを放つ南選手

盛り上がるベンチ

今大会で初めて背番号「4」を背負う荒井選手

同じく荒井選手の守備

中川選手(左)と荒井選手(右)

副キャプテンの三井選手

4番キャプテンの玉井選手

レフトへ特大の2ベースを放った桑原選手

1死3塁のピンチでレフト選手が…

深い位置からすぐさま返球…

中継の桑原選手がホームへ矢のような返球

(この写真は別のプレーです)

ホームタッグアウト!

この日も守備が光ったサード石川選手

大声で指示を出し盛り上げる控え選手たち

キャッチャーからの牽制でタッグアウトにする玉井選手

特別延長8回に2点タイムリーを放つ中川選手

8回完封の力投を見せた新エース秋山投手

写真は以上です。


閲覧数:765回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page