7月25日から、本日28日まで、夏の強化合宿に行ってきました。 今年の合宿は長野県伊那市「伊那スタジアム」にて実施しました。 例年は2泊3日で実施していましたが、今年は更に内容の充実を図り、一日長い3泊4日で実施されました。 「伊那スタジアム」は、両翼98m、中堅120mという壮大なスケールを誇る、地元長野の高校野球はもちろん、大学や社会人、そしてプロ野球独立リーグでも使用されている、超本格野球場です。 (正直なところ、中学生が使用するには贅沢すぎるぐらいの立派な球場でした。) 3年生は任意参加ながらも、そのほとんどの部員が参加し、部員46名中、42名+引率スタッフ5名で充実した4日間を過ごすことができました。 初日は、ランナーを付けてのケースノックを中心に行い、夜には、「スコアブックの書き方」の勉強会を実施しました。 2日目は午前中に、Tスタンドを使用しての実戦的なシートバッティングを行い、午後からは審判員の資格を有する3年生エース掛川投手のお父様のご協力のもと、部員たちに向けた「審判講習会」が実施されました。 中学野球では、練習試合での審判員(得意に塁審)を生徒が務めることが多く、その練習も兼ねて実施されました。 審判員としての心構えや、基本的なジャッジの仕方から始まり、ランナーを付けての実戦的なフォーメーションまで、半日に渡りご指導頂き、選手たちは審判員の基礎を体験的に学びました。 講師を務めて頂いた掛川さんからは「審判を務めることによって、次のプレーを予測する力が身につく。これは絶対にプレーヤーとしても大きく役に立つことなので、今日の経験を試合に活かしてほしい。」というお言葉を頂きました。 掛川さん、お忙しいところ部員たちのために熱心なご指導を賜り、本当にありがとうございました。 3日目には、部員42名を3チームに分けて、変則ダブルヘッダーの形式で紅白戦が行われました。 試合の無いチームが交代で「審判員」と「スコア記入」を務め、前日の講習会で学んだことを活かして、プレーヤーに負けず劣らずの大きな声で一生懸命にジャッジをしていました。 そして最終4日目には4か所でのフリー打撃が行われ、広い球場で部員たちが目一杯のフルスイングをしたり、守備に付く選手が全力で白球を追いかけたりする元気な姿が見られました。 4日間の活動を通じて、日ごろの練習や学校生活では体験できないような実戦的な練習と、審判員としての立場を経験することができ、また集団生活を通じて、社会に出て必要なマナーや礼儀を学び、そしてチームワークの向上を図ることができたことと思います。 また、親元を離れての生活を経験し、保護者への感謝の気持ちを再認識することにもなったのではないでしょうか。 夏休み中に行われる各大会で是非とも、今回の合宿の成果を見せてほしいと思います。 ちなみに、横浜隼人中学校野球部の部長である齋藤先生が、今年「還暦」を迎えるということで、本人には内緒で事前に保護者会と部員が準備をして、この合宿の練習中にサプライズでのお祝いを行いました。 部員たちからはネーム入りの真っ赤なポロシャツがプレゼントされました。 その様子の一部を、以下の動画でご紹介します。 齋藤先生、還暦おめでとうございます。 これまで長きに渡り、横浜隼人中学校野球部の活動を支えてくださり、ありがとうございました。 そしてこれかも、暖かいご指導をよろしくお願いいたします。 合宿中には、多くの保護者方々が任意で活動のサポートをしてくださいました。 そしてたくさんのお写真を提供してくださいましたので、その僅か一部ですが以下にご紹介させて頂きます。 保護者の皆様、暑い中、遠方まで足を運んで頂きまして、誠にありがとうございました。