2019年1月13日読了時間: 4分

「ＫＷＢ東日本大会」準優勝！

昨日の１・２回戦で快勝した「ＫＷＢ東日本大会」は本日、東京都内屈指の素晴らしい野球場である「創価高校野球場」にて、準決勝＆決勝が行われました。横浜隼人の準決勝の相手は、前回大会王者の千葉県代表「成田Ｔ・Ｓ・Ｔ」でした。ジャンケンに勝って後攻の横浜隼人の先発投手は、昨日の１回戦で完封勝利を挙げている中川キャプテンでした。中川キャプテンは、この試合でも好投を見せ、３回までパーフェクトピッチングを披露します。０－０で迎えた４回表、先頭打者を内野安打で出塁させ、盗塁と進塁打で２死３塁としたところでタイムリーヒットを許し０－１と先制されてしまいます。しかし５回、６回の守りをゼロに抑えると６回裏、先頭打者の南選手（２年）がライトオーバーのランニングホームランを放ち、１－１の同点とします。７回の攻防を０で終え、大会規定により８回からは無死満塁の特別ルールとなりました。その表の守備を１点の最少失点で凌ぎ、その裏に望みを繋げます。先頭打者がサードゴロで本塁フォースアウトを取られ１死満塁、ここで迎えたのはチームの大黒柱、横浜市選抜チームにも選出されている南選手でした。その南選手が２球目を完璧に捉えた打球は三塁手の横をライナーで痛烈に抜けてレフト線上へ転がり、一気に二人の走者が生還する逆転サヨナラタイムリーヒットとなりました。２試合連続のサヨナラ勝ちで「東日本王者」へ王手とし、勢いをつけて臨んだ決勝戦の相手は、埼玉県代表「渡部オールスターズ」でした。同チームは埼玉県内の実力校８校の主力選手ばかりを集めた、その名の通りのオールスターチームでした。この試合も中川キャプテンの異常なまでのジャンケンの強さで当然のように後攻を選んだ横浜隼人でしたが、１回表にいきなり２点を奪われてしまいます。反撃したい横浜隼人は３回、１死１・３塁から３番柳下選手（２年）のレフト前へのタイムリーヒットで１点を返し１－２とします。しかし直後の４回表、四球とフィルダースチョイスで１死１・３塁のピンチを迎え、内野ゴロと長打で２点を追加され、更に内野ゴロの間に追加点を許し、１－５とその差を広げられます。諦めない横浜隼人打線はその裏、古庄選手（２年）のヒットなどで１死２・３塁のチャンスを作ると、８番出村選手がレフトの頭上を破る２点タイムリー２ベースヒットを放ち、３－５と追い上げます。しかしながら、５回表に１点、更に７回表にも２点を追加され、３－８で迎えた最終回、最後のバッターがショートゴロに倒れて無念のゲームセットとなりました。「渡部オールスターズ」は、さすが選抜チームという実力でした。しかし「あのミスが無ければ」という悔しい思いが残る内容でした。それだけ選手たちは強豪相手によく善戦してくれたと思います。「東日本準優勝」という結果を自信にしながら、頂点に立てなかった悔しさを忘れずに今後の大会に繋げてほしいと思います。さて、その「今後」ですが、昨日の記事でもお伝えした通り、さっそく明日は「中央スポーツ杯」予選第３戦が、東京都東久留米市「柳泉園グランドパーク野球場」にて１４時から行われます。なお明日は、横浜市選抜の活動があるため、チームの大黒柱である南選手を欠いての試合となります。中央スポーツ杯予選は、４チームのリーグ戦を行い、勝ち点方式で争われますが、勝ち点が同じ場合は失点率で順位が決まります。ここまで１勝１分けの横浜隼人が決勝トーナメントに進出するためには、明日の「久留米スターズ」で、できるだけ少ない失点で勝利する必要があります。本日の悔しさを是非「中央スポーツ杯」で晴らせるよう頑張ってほしいと思います。明日の結果はまたこちらでご報告させて頂きたいと思います。なお本日も保護者様より写真をご提供頂きましたので掲載させて頂きます。