昨日の4回戦で強豪「緑ヶ丘」に6-2で快勝し、勢いに乗る横浜隼人の本日の5回戦の相手は、春の横浜市王者であり、8月の「全日本少年軟式野球大会」に出場が決まっている「舞岡中学」でした。 昨日の記事にも書きましたが、舞岡のエースは横浜市選抜「横浜クラブ」のエースでもある注目の右腕です。 相手に不足なし、しかも4回戦までの中学校グランドとは違い、本日からは「俣野公園横浜薬科大スタジアム」での試合、何とも言えない緊張感の中で試合が始まりました。 先攻の横浜隼人は1回表、2死から3番柳下選手(3年)がヒットで出塁するも得点には結び付きません。 その裏、いきなりヒットと死球などで2死満塁のピンチを迎えますが、昨日に続いて連投となったエース中川キャプテン(3年)が6番打者を三振に打ち取ります。 2回裏にも2本のヒットを許し、2死1・3塁のピンチを迎え、ここで舞岡はダブルスチールを仕掛けてきますが、横浜隼人内野陣が落ち着いて三塁ランナーを捕殺して、このピンチも脱します。 そして0-0で迎えた4回表、一死から南選手(3年)がヒットで出塁し、すかさず二盗を決め、内野ゴロの間に三塁まで進むと、今大会3試合で2本塁打と爆発している2年生4番打者の内山選手が高めのボールを引っ張ると、これがレフト前への貴重な先制タイムリーとなります。(動画あり) 4回裏、5回裏とランナーを許しながらも得点を許さない粘りのピッチングと守備を見せる横浜隼人の6回表の攻撃、先頭打者の中川キャプテンが左中間を破る3ベースヒットで絶好のチャンスを作り、その後1死3塁となったところで、3番柳下選手がきっちりとゴロを転がし、瞬足の中川キャプテンが生還し2-0とリードを広げます。 6回裏を三者凡退、7回裏も簡単に二死を取り、迎えた舞岡の1番打者を追い込んでから、上手く合わされた打球はライト前ヒットかと思われましたが、セカンド荒井選手(2年)が見事なダイビングキャッチをし、これでゲームセット。(動画あり) 春の王者を2-0で見事に下し、これで横浜市157校(155チーム)中、ベスト8となりました。 中川投手は昨日からの連投の疲れも見え、被安打5、四死球を3つを出しながらも、奪三振7つを奪い要所を締めるピッチングで見事な完封勝利でした。 いよいよ明日の準々決勝で勝利すれば「県総体」出場が決定します。 その準々決勝の相手は、今年の横浜市の中で総合力NO.1と言われている「東山田中学」です。 選手の皆さんは連戦の疲れもあることと思いますが、本日の勢いのままに明日も勝利し、是非とも県総体出場を決めてほしいと思います。 明日も会場は「俣野公園横浜薬科大スタジアム」で、試合開始は13時15分を予定しています。 本日はいつも以上に多くかけつけてくださった保護者の方々に加え、横浜隼人高校硬式野球部の3年生(約40名)が弟分の中学生のために足を運んでくださり、高校生らしい野太い声を張り上げる、まさに「大応援」でチームの勝利に大きな大きな追い風を吹かせてくれました。 高校3年生の皆さん、本日は本当にありがとうございました。 そして保護者の方からの素敵な写真と、本日は動画もご提供頂きましたので、掲載させて頂きます。
試合開始直前の様子
今大会4試合全て完投の
中川キャプテン
先制点に繋がるヒットを放つ
南選手
先制タイムリーを打つ
4番 内山選手
6回の先頭打者として
3ベースヒットを放つ中川キャプテン
2点目となる内野ゴロを打つ
柳下選手
好投手の球を捉える
古庄選手(3年)
6番打者の出村選手(3年)
緊迫した場面が続き
前のめりになる控え選手たち
この日も難しい打球を処理し
ノーエラーの守備を見せる横浜隼人
(写真はショート佐野選手)
大応援団となった高校3年生(奥) と
中学1年生部員(手前)たち
(一部、高校軟式野球部員もいます。)
最後のバッターのヒット性の
当たりをダイビングキャッチする
荒井選手
喜びを爆発させる選手たち
試合後のスコアボード
高校3年生と一緒に記念撮影
先制タイムリーの様子
ファインプレーで
ゲームセットの瞬間