まん延防止措置、および中学入試・高校入試などの関係で、しばらく対外試合ができない週が続きましたが、本日は「中央スポーツ杯」の準々決勝が東京都の小平市立天神グラウンドにて行われました。
準々決勝の相手は、予選ワイルドカード1位のクラブチーム「府中サンダース」でした。
横浜隼人の先発マウンドを任された成長著しい1年生本格右腕の大沢投手は、2回までを1安打4奪三振という素晴らしい立ち上がりを見せますが、隼人打線も早い回に点を取ることができずに2回の攻防を0-0で終えます。
そして迎えた3回裏の守り、ヒットと四球で無死1・2塁というピンチを迎えたところで、横浜隼人は早くもエースの白鳥拓海投手(2年)にスイッチします。
送りバントを決められて1死2・3塁とされたところで相手がスクイズを仕掛けてきたものの、白鳥拓海投手の球威が勝ってこれが空振りとなり、三塁ランナーをタッグアウト、さらに2死3塁から三振を奪い、このピンチを脱します。
すると4回表、先頭の白鳥颯斗選手(2年)がヒットで出塁し、すかさず盗塁を決めると、続く白鳥拓海選手のゴロが内野安打となり無死2・3塁とします。
この絶好のチャンスを迎えたところで打席に入ったのは、1年生ながら3番キャッチャーの位置に定着している正田選手です。
その正田選手が初球を完璧に捉えた強烈な打球が左中間を破る2ベースヒットとなり、2ー0と先制に成功します。
更に4番市村選手(2年)がきっちりと送りバントを決めると、5番の出永キャプテン(2年)がスクイズを決めて、リードを3点に広げます。
そして6回表には、内野安打や相手のエラー、そして大沢選手の2ベースヒットなどが繋がる怒涛の波状攻撃となり、一挙に8点を奪い11ー0とします。
6回裏には3番手として出永キャプテンがマウンドに上がり1点を返されますが、きっちりと3アウトを取ったところで大会規定により11-1のコールドゲームとなり、見事に「中央スポーツ杯」過去最高成績と並ぶベスト4進出となりました。
選手の皆さん、久々の試合ながらも危な気ない試合運びでの快勝、おめでとうございます。
次の週末は、26日(土)に新入部員オリエンテーション、27日(日)には3年生の送別会があり、その翌週は後期期末試験期間で活動がお休みとなります。
「中央スポーツ杯」は、3月12日(土)に準決勝、翌13日(日)に決勝戦という予定になっています。
また良い結果が報告できるように、選手の皆さんにはしっかりと準備をして挑んでほしいと思います。
本日も、十分な感染症対策を行った上で、保護者の皆様が応援に駆けつけてくださいました。
いつも通り、素敵な写真をご提供いただきましたので、その一部を掲載いたします。
終盤で守備固めに入った
早川選手(1年)
ショートで好守を見せ
3番手としてマウンドにも上がった
出永キャプテン(2年)
途中出場の
佐々木選手(2年)
ヒットを放つ
山下選手(2年)
先発投手として好投し
打撃でも2ベースヒットを放つ
大沢投手(1年)
先制点となる2ベースヒットを放つ
正田選手(1年)
リリーフとして
完璧に役割を果たした
エース白鳥拓海投手(2年)
6番レフトでスタメン出場
西宮選手(1年)
不動の4番ながら
この試合は2つの送りバントを決めた
市村選手(2年)
セカンドでスタメン出場
堅実な守りで勝利に貢献した
中島選手(2年)
守備固めでファーストの守備につく
伊藤選手(2年)
ヒットを放ち
先制のホームを踏んだ
白鳥颯斗選手(2年)
コメント