春の全国大会まであと2勝というところで、台風14号・15号の影響で順延に順延を繰り返して足止め状態だった「文部科学大臣杯神奈川県予選」は本日、ようやく「寒川町立川とのふれあい公園野球場」にて準々決勝が行われました。
相手は、これまで数々の名選手を名門高校に送り出している強豪クラブチーム「横須賀ファイターズ」でした。
後攻の横浜隼人は初回、先頭打者にいきなりセンターオーバーの3ベースを浴び、守備の乱れなども重なって2点を失います。
しかしその裏、3番浜中選手(大和町バンビーズ出身1年)のヒットなどで走者を二人置いたところで先発投手でもある4番の大沢選手(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身2年)がセンターオーバーを放ち、2-2の同点に追いつきます。
3回表に勝ち越し点を奪われますが、5回裏に1死2塁としたところで代打の酒井選手(野球は中学デビュー)が追い込まれてからファールで粘った末に三遊間をしぶとく破る同点タイムリーを放ち、3-3とします。
その後7回までの攻防を終えても決着がつかず、試合は「無死1・2塁継続打順」の特別延長に突入します。
8回表、相手の送りバント失敗などで2死1・2塁としましたが、内野守備のミスで走者一人を返してしまい3-4と勝ち越されます。
後が無い横浜隼人は8回裏、先頭打者が送りバント失敗、次打者が内野フライに倒れ2死1・2塁、ここで打席に立った正田選手(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身2年)が振りぬいた打球が左中間へ高々と上がり、「よし抜けた!逆転サヨナラだ!」と思われましたが、相手のセンターにこの打球を好守され、無念のゲームセットとなりました。
横須賀ファイターズは、二人の好投手の継投、そして積極的な走塁、固い守備など、とても鍛えられているチームでした。
この試合、横浜隼人は代打や代走、守備の交代など、実に登録選手20名のうち18名が出場する、まさに総力戦でした。
悔しい結果にはなりましたが、本日の敗戦を必ず次に繋げてほしいと思います。
本日も多くの保護者の皆様が応援に駆けつけてくださいました。
ご提供いただいた写真をご紹介いたします。
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