本日は1・2年生の「横浜市秋季大会」の準々決勝と、3年生が出場できる「神奈川私学大会」の準決勝が行われました。
まず中田中央公園野球場にて午前9時30分にプレイボールした横浜市大会準々決勝の相手は港南区代表の「港南台第一中学校」でした。
後攻の横浜隼人は1回表に、内野安打とエラー等で1点を先制されてしまいます。
しかし1回裏、打撃絶好調の1番井口選手(2年)がレフトフェンスの更に上のネットに突き刺さる2ベースヒットでチャンスメイクすると、3番白鳥颯斗選手(1年)のタイムリーで同点、さらに四球とエラー、そして守屋選手(2年)のタイムリーも出て4-1逆転に成功します。
2回裏にも井口選手、白鳥颯斗選手、高木選手(2年)がヒットを繋いで2点を追加し6-1とします。
4回表に2点を返されますが、5回裏には井口選手の3安打目となるタイムリーで7-3とします。
そして6回裏に、高木選手と平井選手(2年)のヒットなどで3点を追加してところで10-3となり、大会規定によりコールドゲームとなりました。
これで156校が出場する横浜市大会において見事なベスト4となりました。
この試合、中盤に相手に傾きそうな流れをリリーフ登板した白鳥拓海投手(1年)がしっかりと抑えたこと、そして1番打者の井口選手が横浜市大会において、なんと「3試合連続3安打(合計9安打)」という驚異的な活躍をしていることが、ここまで勝ち上がっている大きな要因だと思います。
1・2年生は、ベスト4進出の喜びに浸る暇もなく、試合後に慌ただしく保護者のクルマに乗りこみ、3年生が戦っている三浦郡葉山町の「南郷上ノ山公園野球場」に向かいました。
11時30分にプレイボールした私学大会準決勝の相手は「サレジオ学院」でした。
後攻の横浜隼人、先発マウンドはもちろん、3年生スーパー女子エースの有馬投手(3年)でした。
有馬投手は強打のサレジオ打線を3者凡退に抑える完璧な立ち上がりを披露します。
しかし、2回表に2本のヒットとエラーなどで1点を奪われ、なおも2死満塁のピンチが続き、9番打者に痛恨の鋭い打球を打たれますが、サード石川選手(3年)のスーパー横っ飛びキャッチでこのイニングを最少失点で凌ぎます。
すると2回裏、1死から原選手(3年)がヒットと盗塁でチャンスを作ると、1番山岸選手(3年)のタイムリーで1-1の同点に追い付きます。
4回表、2死2・3塁から相手1番打者に完璧に捉えられた打球がセンター後方へグングンと伸びていき、誰もが2失点を覚悟しましたが、横浜隼人が誇る超絶俊足センターの野口選手が背走しながらのスーパーキャッチに成功し、このピンチを脱します。
3回途中から1・2年生が合流し4回表からキャッチャーに入った山本選手(2年)が、4回裏の先頭打者としてヒットと盗塁で2塁へ進むと、内山選手(3年)のタイムリーヒットで2-1と逆転に成功します。
しかし5回表、四死球とヒットに内野エラーも絡んで一挙に3点を奪われ2-4と厳しい展開になります。
100分ルールがある今大会、2点を追う6回裏の攻撃が最終回となります。
なんとか昨年度チャンピオンの意地を見せたい横浜隼人は、山岸選手と内山選手の連続ヒットで1点を返しますが、後続が倒れて3-4での悔しい敗戦となってしまいました。
悔しい試合展開ではありましたが、サレジオ学院は能力が高く、声がよく出るとても雰囲気の良い素晴らしいチームでした。
休校期間から部活動が再開されて「KB笹尾晃平杯」「瀬谷区秋季大会」と2大会連続で優勝していたため、公式戦での敗戦が久しぶりの体験であり、その悔しさは何とも言葉にできないものでありました。
しかし3年生はこれで引退ではなく、11月28日(土)、29日(日)に予定されている「KB金太郎杯」が最後の大会としてまだ残っています。
本日の悔しさを是非とも「金太郎杯」に繋げて有終の美を飾ってほしいと思います。
明日は1・2年生の「K-1大会」1回戦が中山中学校グランドにて行われます。
「横浜市秋季大会」準決勝の日程も含め次の通りお知らせします。
■「K-1大会」1回戦
<日付>11月1日(日)
<会場>横浜市立中山中学校グランド
<相手>横浜市立中山中学校
<時間>8時30分プレイボール
■「横浜市秋季大会」準決勝
<日付>11月3日(火)
<会場>サーティーフォー保土ヶ谷球場
<相手>横浜市立浜中学校
<時間>9時30分プレイボール
※「K-1大会」「横浜市秋季大会」ともに無観客試合とされていますので、保護者も含め観戦は一切できませんのでご了承ください。
なお、本日の「神奈川私学大会」は保護者の観戦が認められていましたので、久しぶりに保護者様からご提供いただいた写真をご紹介します。
先発したエース有馬投手
守備でファインプレーをした石川選手
常にポジティブな姿勢で
チームを引っ張る荒井キャプテン
ヒットを放ち
先制のホームを踏んだ
原選手
レフトの守備で好捕を続けた
荘加選手
ビッグプレーで相手に
流れを渡さなかった野口選手
市大会3試合で9安打の井口選手は
私学大会でも代打で活躍
この試合2安打の山岸選手
この試合3安打の活躍を見せた
内山選手
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