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管理人

「横浜市初優勝」&「全日本初出場」【特別動画あり】

いつも横浜隼人中学校野球部を応援してくださっている皆様、本日は過去最高のご報告となります。

少々長くなりますが、ぜひ最後までお付き合いください。


横浜市の153校が出場した「令和4年度横浜市中学校春季野球大会」(以下「横浜市春季大会」とします。)は本日、決勝戦を迎えました。

(会場は「俣野公園横浜薬科大学スタジアム」)


横浜隼人中学校は初戦(2回戦)からここまでの6試合、ほぼ全試合が接戦という苦しい展開ながら、「春」としては初めてとなる決勝進出となりました。


実はこの決勝戦は、8月に横浜スタジアムで開催される「全日本少年軟式野球大会」(以下「全軟」とします)への出場権がかかっています。


「全軟」は、各地域の中学校野球部のチャンピオンと、軟式クラブチームのチャンピオン同士が出場権をかけて戦い、全国で合計わずか16チームのみしか出場できない、極めて出場が難しい大会です。


しかしその大会に「開催地枠」として、毎年「横浜市春季大会」の優勝校が出場できるという大きな特権があるのです。


ちなみに「全軟」16チームの出場枠は次の通りです。


・北海道…1

・東北……2

・関東……2

・北信越…1

・東海……1

・近畿……2

・中国……1

・四国……1

・九州……1

・沖縄……1

・神奈川…1

・開催地…1


この「開催地」の枠をかけての熱戦となった本日の決勝戦の相手は、3年前の夏の市総体準決勝で敗れている都筑区の強豪「東山田中学校」でした。


「東山田中」は、初戦で秋の優勝校「田奈中」に競り勝ち、ここまで全6試合で5得点以上を上げ、更に固い守りも兼ね備えているという、決勝戦の相手に相応しいチームです。



…前置きが長くなりました。


この大一番、ジャンケンに勝って先攻を選択した横浜隼人は初回の攻撃、2死から先発投手でもある3番打者の大沢選手(瀬谷ライダーズ出身 元ベイスターズJr.2年)が、広い俣野球場(両翼99m、中堅122m)の左中間のフェンスをワンバウンドで超えるという凄まじい打球のエンタイトル2ベースで先制のチャンスを作りましたが、後続が倒れて無得点に終わります。


その裏、東山田の先頭打者が、レフト前へと抜けると思われた痛烈な打球を放ちましたが、これをサードの白鳥颯斗選手(戸塚アイアンボンドス出身3年)がスーパーファインプレーでアウトにするなど、三者凡退に打ち取ります。


2回表には、先頭5番の市村選手(浜見少年野球部出身3年)がヒットで出場するも盗塁失敗、6番の出永キャプテン(岡津ビッグライナーズ出身3年)もヒットを放ちますが、無得点となります。


2回裏も大沢投手が堂々たるピッチングで無失点に抑えて迎えた3回表、2死走者無しから白鳥拓海選手(戸塚アイアンボンドス出身3年)が完璧に捉えた打球が、浅めに守っていた東山田の外野の頭上を超えると、拓海選手が快足を飛ばし、これがランニングホームランとなり貴重な先制点を奪います。


直後の3回裏、1死から死球とポテンヒットで2・3塁としたところで、マウンドを早くもエースの白鳥拓海投手にスイッチします。

拓海投手はこのピンチをキャッチャーフライと三振に打ち取ります。


4回、5回を両チーム無得点に終えると6回表、先頭の白鳥颯斗選手がセンター前ヒットで出塁し、二盗を決めます。

そして送りバントと死球など1死2・3塁としたところで、4番の正田選手(瀬谷ライダーズ出身 元ベイスターズJr.2年)のセンターへの犠牲フライで貴重な追加点を奪い2-0とします。


2点リードのまま迎えた7回裏、先頭打者を三振、次打者のサードへのファールフライを、白鳥颯斗選手がまたもファインプレーで2死、優勝まで「あと一人」とします。


…そしてエース白鳥拓海投手が、みんなの期待に応えて最後のバッターを空振り三振に打ち取り、悲願の「横浜市初優勝」そして夏の「全軟」初出場が決まりました。


この試合、3回1死からロングリリーフしたエース白鳥拓海投手は4回と3分の2を投げて、なんと11奪三振の無四球無安打、許したランナーは振り逃げの一人のみという「おいおい決勝戦だぞ」とツッコミたくなるぐらいの凄まじいピッチングでした。


選手の皆さん、悲願達成、本当におめでとうございます。


この春の粘り強さを全国でも見せつけて、一つでも多く勝ち上がれるように、またチーム一丸、頑張ってほしいと思います。


※まずはその前に、5月28日(土)と6月4日(土)の二日間で、横浜隼人と東山田が代表で出場する「神奈川県中学校春季野球大会」が行われます。



本日の「優勝」は、保護者の皆様の応援とサポートがあってこその結果でした。

保護者の皆様、ここまで支えてくださり本当にありがとうございました。


「母の日」の本日、この優勝がお母様たちにとっては子供たちからの最高のプレゼントになったのではないでしょうか。


本日も保護者の皆様から素敵な写真と動画をご提供いただきましたのでご紹介します。



スターティングメンバー


サイキングアップの様子


整列

(コロナ禍でこの形がスタンダードになっています)


7試合すべて

先発登板

この日も好投した

大沢投手


同じく大沢投手


1回裏にビッグプレー

白鳥颯斗選手


打っても

不動の1番として

決勝戦でもヒットを放ち

2点目のホームを踏んだ

白鳥颯斗選手


1回表

特大のエンタイトル2ベース

大沢選手


先制のランニングHR

白鳥拓海選手


痛烈なヒットを放つ

出永キャプテン


貴重な追加点となる

犠牲フライを打つ

正田選手


代打出場

林選手

(今井少年野球部出身3年)


最終回にも

ビッグプレーを見せた

白鳥颯斗選手


祈るように見守る保護者


試合を見れずに祈る保護者

(この写真を見るだけで泣けてきます)


表彰式の様子


記念写真



保護者提供の動画と写真をまとめました。

優勝が決まった直後、

「母の日」の子供たちからの

最高のプレゼントに

すすり泣くお母さんたちの声が

とても感動的です。

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