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「横浜市夏季大会」決勝戦!

先週、台風10号の影響で試合ができず順延となった「横浜市中学校夏季野球大会」の決勝戦が本日、山内中学校グランドにて行われました。



中体連の大会ながら、唯一「各区の選抜チーム」での出場が認められているこの大会、横浜市18区のうち11校は各区の優勝校ですが、残り7区が選抜チームであり、ベスト4に残ったチームのうち横浜隼人以外の3校は選抜チームでした。


その決勝戦の相手は投打にバランスの取れた強豪「鶴見区選抜」でした。



先攻の横浜隼人は初回、最も頼れる先頭打者の増田選手(向丘サンダース出身2年)が三振に倒れ、ベンチは「あいつが簡単に三振するなんて…」と、一瞬だけ重苦しい空気になりましたが、2番の武藤キャプテンが初球を完璧に捉えるレフト線への2ベースヒットで、その雰囲気は一転し、続く佐藤選手(瀬谷レッドホープス出身2年)が追い込まれてからライト前へのタイムリーを放ち先制、さらに2死3塁からバッテリーエラーで2点目を挙げます。


2回表には志賀選手(原ドジャース出身2年)と平松選手(六会レッズ出身2年)の連打でチャンスを作ると、1打席目に珍しく三振をした増田選手が、きっちりとレフト前へタイムリーを放ち3点目、さらに2死3塁から増田選手がホームスチールを決める快走で4ー0とします。


さらに3回表には、2死満塁から黒須選手(清水ヶ丘ジャイアンツ出身2年女子)が追い込まれてから粘ってレフト前へと運び5-0とします。



「決勝戦で強豪を相手にまさかの楽勝か?」という、良くない雰囲気になってしまい案の定、後半にピンチの連続が待っていました。



4回裏には先頭打者に3ベースを浴びて5-1、6回裏に2本のヒットなどで2点を返され5-3、なおも2死2・3塁、一打同点というピンチを、ここはなんとか脱しましたが、最終回となる7回裏にもヒットと死球で1死1・2塁、「1塁ランナーが同点、バッターランナーがサヨナラ」という苦しい局面を迎えます。


それでも横浜隼人が誇るエース仙水投手(元ベイスターズJr.比々多少年野球部出身2年)が、決して本調子ではない中で苦しみながらも気合いで投じた120球目がショートへ転がると、ショートの平松選手とセカンドの志賀選手が落ち着いて併殺に打ち取りゲームセット、5-3で逃げ切って見事な優勝(3季ぶり9度目、夏季大会は2年連続)となりました。



この結果により、来週15日(日)から開催される「第16回全日本少年春季軟式野球大会神奈川県予選」に横浜市中体連およそ150校の代表として2年連続で出場することになりました。



さっそく本日の午後に抽選会議が行われ、組合せも決定しました。

初戦の相手は横浜市のクラブチーム第2代表「横浜ブレイヴ」です。


上位2チームが春の全国への出場権を得るこの大会、昨年に続いてその切符を手に入れることができるように、ぜひともチーム一丸となって頑張ってほしいと思います。



本日も暑い中、本当に多くの保護者の皆様が応援とサポートに駆けつけてくださいました。

ご提供いただいた写真をご紹介いたします。


先制パンチとなる

2ベースを放った

武藤キャプテン

(遠藤少年野球クラブ出身2年)


先制タイムリーを放つ

佐藤選手

(瀬谷レッドホープス出身2年)


タイムリーを放つ

増田選手

(向丘サンダース出身2年)


痛烈なヒットを放つ

志賀選手

(原ドジャース出身2年)


貴重なタイムリーを放つ

黒須選手

(清水ヶ丘ジャイアンツ出身2年女子)


好守でチームを救った

平松選手

(六会レッズ出身2年)


120球の熱投で

チームを優勝に導いた

仙水投手

(元ベイスターズJr.比々多少年野球部出身2年)

…1週間しっかりと肩を休めてください


表彰式の様子

左から寺田選手

(東戸塚少年野球部出身2年)

志賀選手

(原ドジャース出身2年)

武藤キャプテン

(遠藤少年野球クラブ出身2年)

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