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「汐風杯」2連勝で準決勝進出!

本日は「第24回汐風杯」の1・2回戦が「逗子中学校」のグランドにて行われました。


先日の記事にも書きましたが、「汐風杯」は逗葉地区の中体連が主催する交流トーナメントです。

横須賀、逗葉地区は予選を勝ち上がった代表校、その他は主催側が横浜、川崎、相模原、湘南、県央などの地区から2チーム程度ずつを招待して合計16チームで争われる大会です。


横浜隼人は初めて招待して頂いた昨年はベスト4に進出しました。


そして今年も、夏の県総体出場や私学大会優勝などの実績から、2連続で参加させて頂くことになりました。

(横浜からは、本校と鴨居中の2チームのみの出場です。)




1回戦の相手は「大和中学」でした。

大和中は、横浜隼人と同じく昨年の汐風杯ベスト4の実力校です。



後攻の横浜隼人、先発はお馴染みとなったポニーテール女子エースの有馬投手(2年)でした。

有馬投手は初回、1死1・3塁のピンチを迎えますが、落ち着いて後続を断ち無失点、2回にも二人の走者を許しながらも無失点に抑えます。


すると2回裏の横浜隼人は、9番山本選手(1年)の2点タイムリーや3番荒井キャプテン(2年)の3ベースヒットなど、この回打者一巡の猛攻を浴びせ一挙に7得点を奪います。



4回表に3点を返さたものの、4~6回に1点ずつを加え、10-3となったところで大会規定によりコールドゲームで初戦突破となりました。


この試合で初めて4番に入った野口選手(2年)は、3安打というベンチの期待に応える活躍を見せてくれました。




直後に行われた試合で「逗子中学」にサヨナラで勝利して勢いに乗る「深沢中学」が2回戦の相手でした。



この試合も後攻の横浜隼人、先発マウンドは右の速球派、原投手(2年)でした。

原投手は初回を三者凡退に抑える最高の立ち上がりを見せますが、2回に3点を失う厳しい展開になります。


反撃したい横浜隼人は3回に1番内山選手(2年)のタイムリーで1点を返し1-3とします。


3回からマウンドを受け継いだエース有馬投手が、5回までの3イニングを無失点という完璧なリリーフで流れを持ってくると5回裏の攻撃、代打で出場した強打の1年生井口選手がフェンス直撃のヒットで出塁すると、先ほどもタイムリーを打った内山選手が振り抜いた打球が逗子中グランド左翼の高いネットを超えていく見事な同点2ランHRとなります。


6回と7回は、その内山選手が今度はマウンドに上がり無失点に抑えます。



そして3-3の同点で迎えた7回裏、代打の高木選手がヒットで出塁し、内山選手もヒットで繋いで1死2・3塁という絶好のチャンスを作ると、3番の荒井キャプテンが1ボールからレフト前へ運び、4-3での見事なサヨナラ勝ちとなりました。



この試合、1番の内山選手は、なんとサイクルヒットを達成しました。7イニングしか無く、しかも硬式よりもヒットが出にくい軟式の中学野球においてサイクルヒットはかなり貴重な記録です。

先日「横浜クラブ」への選出が決まった内山選手が、その実力を大いに見せつける形となりました。



またエースの有馬投手は本日、1回戦で先発3イニング、2回戦ではリリーフ3イニングを投げて、ともに無失点という素晴らしいピッチングでチームを準決勝進出へと導いてくれました。



選手の皆さん、2連勝での準決勝進出、本当におめでとうございます。



本日の1・2回戦は4会場で合計12試合が行われましたが、その全ての試合の塁審を私立「逗子開成中学」の3年生が、勤めてくれました。

逗子開成中学の3年生の皆様、本日はお世話になりました。

この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。




準決勝と決勝戦は来週23日(土)に行われます。

詳細は次の通りです。



【日付】11月23日(土)

【会場】池子の森公園野球場

【予定】

 9:30 準決勝1(隼人vs大庭)

11:30 準決勝2(萩園vs塚越)

14:00 決勝戦




本日も多くの保護者様が応援にかけつけてくださいました。

ご提供いただいた写真の一部をご紹介します。


2試合6イニング無失点の

エース有馬投手


2回戦でサイクルヒットの

内山選手


内山選手は投手としても好投


1回戦リリーフの高木投手


1回戦で3安打の4番

野口選手


ピンチを脱してハイタッチする選手たち


2回戦の最終回に

代打でヒットを放つ高木選手


サヨナラヒットなど好守に

活躍した荒井キャプテン


サヨナラのホームを踏む高木選手


サヨナラ勝ちを決めて喜ぶ選手たち

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