本日は「笹尾晃平杯」の決勝戦が行われました。
初優勝をめざす横浜隼人の相手は、港北区選抜の「港北クラブ」でした。
0-0で迎えた2回裏の攻撃、先頭の鈴木選手(東京旗の台クラブ出身3年)のヒットと森選手(平和台ブルーツインズ出身3年)の四球で二死ながら1・2塁とすると、稲原選手(原ドジャース出身3年)がライト前に落とすタイムリーを放ち1点を先制します。
さらに3回裏にも梶本キャプテン(瀬谷ライダーズ出身3年)のタイムリーで2-0とします。
しかし直後の4回表に3本のヒットを許し2-2の同点に追いつかれます。
そして迎えた6回裏の攻撃、2死から浜中選手(横浜クラブ、大和町バンビーズ出身3年)が右中間を破る3ベースを放ち、上島選手(横浜クラブ、大和町バンビーズ出身3年)が四球を選び1・3塁となったところで、1塁への牽制球が逸れる間に勝ち越しに成功します。
さらに小幡選手の内野ゴロの全力疾走が相手の悪送球を誘い4-2、続く鈴木選手がヒットを放ったところで「90分制」の大会ルールによりゲームセットとなりました。
「笹尾晃平杯」は、出場チームのほとんどが「市」や「区」といった各地域の選抜チーム、あるいは近県の予選で優勝している県代表チームという、とてもハイレベルな大会であるため、これまで横浜隼人はなかなか勝ち上がることができず、過去最高成績はベスト4でしたが、春季大会、市総体、そして岩手全国と続けて悔しい思いをしてきた今年の3年生が、横浜隼人中学校の歴史に名を刻む見事な「初優勝」を成し遂げてくれました。
11日に行われた私学大会予選から実に5連戦となりましたが、暑さに負けずチーム一丸となって掴んだ栄光でした。
決勝戦では上島投手と仙水投手(元ベイスターズJr.比々多少年野球部出身2年)が好投しましたが、準決勝まではエース小松投手(瀬谷ライダーズ出身3年)が私学大会予選から数えると4日連続登板という力投でチームを優勝へと導きました。
選手の皆さん、保護者の皆様、本当におめでとうございます。
さて、来週は3年生チームは「神奈川私学大会決勝トーナメント」、新チームは春の全軟をかけた「横浜市夏季大会」が予定されています。
かなり疲れもあるかと思いますが、本日の快挙の勢いそのままに来週も頑張ってほしいと思います。
ちなみに本日の会場「バッティングパレス相石スタジアムひらつか」は、プロ野球にも使用されるほどの本格球場で、スピードガン表示がありました。
港北クラブの2名の投手が最速「130km/h」を記録しましたが、横浜隼人の2年生、仙水投手がそれを上回る「131km/h」を記録しました。
中学2年生での130超えは、かなりのレベルであると言えるのではないでしょうか。
今後の仙水投手の更なる成長が楽しみです。
本日も酷暑の中、とても多くの保護者の方々が応援とサポートに駆けつけてくださいました。
ご提供いただいた写真をご紹介いたします。
先発し好投した上島投手
(横浜クラブ、大和町バンビーズ出身3年)
リリーフで好投し
最速131km/hをマークした
仙水投手
(元ベイスターズJr.比々多少年野球部出身2年)
好守に活躍した稲原選手
(原ドジャース出身3年)
3ベース放ち
勝ち越しのホームを踏んだ
浜中選手
(横浜クラブ、大和町バンビーズ出身3年)
好守でチームを牽引する
梶本キャプテン
(瀬谷ライダーズ出身3年)
表彰式の様子
試合後の電光掲示板
応援の下級生も一緒に記念写真
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