本日は「笹尾晃平杯」の準決勝が「俣野公園横浜薬大スタジアム」にて行われました。
相手は、昨年の同じ大会、同じ準決勝で敗れている「久喜幸手ツインズ」でした。
互いに無得点のまま迎えた3回裏の守り、1死から1番打者に3ベースヒットを許すと、カウント0ボール2ストライクから意表をつくセーフティスクイズで1点を先制されます。
そして4回裏にも1点を追加され0-2と苦しい展開になります。
「90分を過ぎて新しいイニングに入らない」というルールがある今大会、残り時間も気にしながら、なんとか早く反撃したい横浜隼人…5回表に試合が大きく動きます。
先頭打者が相手エラーで出塁すると、まさかの3者連続の四球で1点を返すと、1死から相手内野のエラーで一気に逆転、さらに小松選手(瀬谷ファイターズ出身3年)の犠牲フライでその差を2点に広げます。
さらに相手のミスや梶本キャプテン(瀬谷ライダーズ出身3年)のタイムリーなどでこの回一挙に6点を挙げて6-2とします。
6回表にも1点を追加し、その裏の攻撃を無失点に抑えたところで時間切れ、見事な大逆転の7-2というスコアで昨年に敗れた相手にリベンジを果たすことができました。
結果的には大差がつきましたが、「久喜幸手ツインズ」は埼玉県の久喜市と幸手市の中体連からセレクションで選ばれた選抜チームであり、投走攻守すべてにおいてハイレベルなチームでした。
緊迫した試合展開で結果的にはミスが続いてしまったことで横浜隼人の逆転勝利となりましたが、中盤までは完全に押されていました。本当に素晴らしいチームでした。
ここ数年、様々な大会で優勝している横浜隼人ですが、実はこの「笹尾晃平杯」は過去最高成績がベスト4であり、今回が初めての決勝戦進出となりました。
決勝戦は明日8月15日(木)、「バッティングパレス相石スタジアム平塚」(通称「平塚球場」)にて9時プレイボール予定、相手は同じ神奈川県の港北区選抜チーム「港北クラブ」です。
昨年の新人戦「横浜市夏季大会」「横浜市秋季大会」で優勝し「横浜市8連覇」を果たし「隼人中歴代最強」とも言われるほどに期待されながらもながらも、春には横浜市初戦敗退、夏の市総体でも3回戦敗退、そして先日の岩手での全国大会でも“全敗”という悔し過ぎる結果が続いていた今年の3年生、この「笹尾晃平杯」で“初優勝”という偉業を成し遂げられるように、ぜひ明日もチーム一丸となってベストを尽くしてほしいと思います。
本日も酷暑の中、ベンチ入りしていない下級生の保護者の方々も含め、とても多くの方々が応援とサポートに駆けつけてくださいました。
ご提供いただいた写真をご紹介いたします。
ヒットを放つ富岡選手
(瀬谷ファイターズ出身3年)
貴重な犠牲フライを打つ
小松選手
(瀬谷ライダーズ出身3年)
ダメ押しのタイムリーを放つ
梶本キャプテン
(瀬谷ライダーズ出身3年)
…この写真のクオリティ!!
打撃好調で5番に入り
守備でも好捕を見せた
森選手
(平和台ブルーツインズ出身3年)
終盤に守備固めに入り
併殺を決めた一ノ瀬選手
(町田ツインズ出身3年)
代打出場の堀川選手
(寒川イーグルスZ出身3年女子)
好捕でピンチを救う上島選手
(横浜クラブ、大和町バンビーズ出身3年)
スタンドで大声で応援する
下級生部員たち
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