本日は、「第13回K-1大会」の横浜予選1回戦が行われました。
「K-1大会」は別名「冬の県大会」とも言われており、神奈川県内の中学校のみが出場できるオープンの大会(中体連や全軟連とは無関係)でありながらも、その参加チーム数は年々増えてきて、今大会は130校が参加しています。
例年は一発トーナメントで行われていますが、今年はコロナ禍の影響で日程や試合数を調整する必要があり、各「市」で予選を行い、代表22校で決勝トーナメントを行う形式になりました。
横浜市は、全156校のうち、実に64校がこの大会に参加しており、その中で僅か2枠の本戦出場をかけてトーナメントで戦います。
(「今宿」と「東山田」は前回大会ベスト4のため、別枠で推薦出場となります。)
横浜隼人の初戦の相手は、昨年の夏に県総体出場決定戦で接戦を演じた相手、緑区の「中山中学校」でした。(会場は同校グランド)
先攻の横浜隼人は初回、市大会で驚異的な打率を残している1番打者、井口選手が「当たり前」かのようにセンター前ヒットで出塁し、その後2死を取られながらも四球で1・3塁とすると、1塁走者が牽制で挟まれた間に井口選手が好スタートを切ってホームイン、1点を先制します。
しかしその裏、先発したエース高木投手は決して調子は悪くありませんでしたが、さすがの実力校、中山打線に2安打を許すなどして1-2と逆転されます。
2回と3回はお互いの投手が好投し、一人の走者も許しません。
そして迎えた4回表の攻撃、1死から黒瀬選手(2年女子)が四球で出塁すると、山本選手(2年)がヒットで繋ぐなどして2死2・3塁、この場面で打席に立ったのは背番号9ながらもこれまで出場機会の少なかった三井キャプテン(2年)でした。
三井キャプテンがボールカウント2ボールから狙いすまして振りぬいた打球はライト前に落ちる逆転2点タイムリーヒットとなります。
5回からリリーフ登板した白鳥拓海投手(1年)が3イニングを僅か1安打に抑える好投で相手の反撃を許さず、3-2で逃げ切り見事に初戦突破となりました。
中山中学校はこの秋、区大会の準決勝で敗退したそうですが、市大会に出場している他のチームにも勝るほどの強いチームでした。
強豪チームとの接戦を制した本日の経験を、明後日の「市大会準決勝」へと繋げられるように、また頑張ってほしいと思います。
改めて明後日の予定をお知らします。
なお「K-1大会」の2回戦は来週8日(日)の予定ですが、会場と時間は未定となっています。
■「横浜市秋季大会」準決勝
<日付>11月3日(火)
<会場>サーティーフォー保土ヶ谷球場
<相手>横浜市立浜中学校
<時間>9時30分プレイボール
本日のK-1大会も「無観客」とされていましたので、保護者提供の写真はありません。
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