本日は、夏の「全日本少年軟式野球大会」(通称「全軟」)への出場権をかけた、「横浜市春季大会」の決勝戦が新杉田公園野球場にて行われました。
前年度の同大会で初優勝を果たした横浜隼人にとっては、2年連続の全軟出場をかけた大一番です。
決勝戦の相手は、この学年が過去に対戦したチームの中で間違いなく最強レベルである「保土ヶ谷中学校」でした。
先攻の横浜隼人は初回、先頭の梶本選手(瀬谷ライダーズ出身2年)が四球を選ぶと、2番の佐々木選手(上瀬谷タイガース出身3年)、3番の西宮キャプテン(山手メイツ出場3年)にラッキーな内野安打が続いて無死満塁としたところで、4番の正田選手(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身3年)がライト前へ先制のタイムリーヒットを放ちます。
その後2つの四球と、8番垣花選手(湘南浜見平ベースボールクラブ出身3年)のヒットなどが続き、初回から一挙に6点というビッグイニングを作ります。
直後の1回裏には、エラー、四球、ヒットで1死満塁のピンチを迎えてしまいますが、先発のエース大沢投手(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身3年)が後続を三振と内野フライに打ち取り、かろうじて無失点でこのピンチを切り抜けます。
6-0のまま迎えた3回表の攻撃では、四球やエラーなどで3点を追加し9-0とリードを広げます。
ここで急に雨が強まり、1時間近い中断を挟むことになりましたが、中体連役員の先生方と審判部の皆様の懸命なグランド整備のお陰で試合が再開されます。
中断を挟んでも勢いが止まらない隼人打線は、四球とエラーでまたもチャンスを作り、名蔵選手(阿久和ファイターズ出身3年)の2点タイムリーで11-0とします。
そして4回に3点、5回にも2点を加え16ー0で迎えた5回裏、保土ヶ谷中の意地の反撃を受けて1点を失いますが、最後のバッターを空振り三振に打ち取り、16-1(5回コールド)で見事な優勝を飾ることができました。
150校以上が出場している横浜市大会において、これで横浜隼人中学校は昨年春から5季連続の優勝を達成、そして2年連続での「全日本少年軟式野球大会」への出場が決定しました。
決勝戦は、点差こそ離れましたが、保土ヶ谷中学校は好投手二人に加え打線も力強く、本当に素晴らしいチームでした。
横浜隼人中と保土ヶ谷中は、ともに今月27日から相模原市で開催される県大会に出場します。
県大会での横浜隼人を除く最上位校は、クラブチーム代表と「全軟」への出場決定戦を戦うことになります。
保土ヶ谷中は、その権利を得るだけの実力が十分にあると思いますので、ぜひとも頑張ってほしいと思います。
本日も多くの保護者の方々が応援とサポートに駆けつけてくださいました。
ご提供いただいた写真を掲載させていただきます。
優勝の瞬間の動画もありますので、ぜひご覧ください。
先制タイムリーを放つ正田選手
(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身3年)
代打出場の徳山選手
(山手メイツ出身3年)
タイムリーを放つ名蔵選手
(阿久和ファイターズ出身3年)
準決勝で好リリーフ
決勝戦はセンターを守った
佐々木選手
(上瀬谷タイガース出身3年)
5回1失点の快投
エース大沢投手
(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身3年)
ほぼ毎試合
終盤に内野守備固めに入っている
一ノ瀬選手
(町田ツインズ出身2年)
本職は投手ながらこの試合は
代走からセカンドの守備についた
原選手
(林間野球クラブ出身3年)
代打出場でセンターフェンス直撃の
2ベースを放った
酒井選手
(野球は中学デビュー・3年)
代走からサードの守備についた
稲原選手
(原ドジャース出身2年)
ライトオーバーの2ベースを放った
西宮キャプテン
(山手メイツ出身3年)
表彰式の様子
試合後の記念写真
優勝の瞬間の様子
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