「神奈川県中学校春季野球大会」に横浜市153校参加の第1代表として出場し、先日の2回戦で県央ブロック代表の「つきみ野中」に3-0で勝利した横浜隼人は本日、「藤沢市八部野球場」にて行われた準決勝と決勝戦に挑みました。
準決勝の相手は藤沢ブロック代表の名門「秋葉台中」でした。
互いに投手が好投し0-0のまま迎えた5回裏の横浜隼人の攻撃、1死3塁のチャンスから不動の1番打者である白鳥颯斗選手(戸塚アイアンボンドス出身3年)がライト前へタイムリーヒットを放ち1-0とすると、7回まで僅か1点のリードを守り切って1-0での勝利、決勝戦へと駒を進めました。
そして約1時間ほどのインタバールで続けて行われた決勝戦の相手は、今春の「文部科学大臣杯全日本少年軟式野球大会」に神奈川第2代表として出場した超強豪、相模原ブロック代表の「相陽中」でした。
決勝戦でも投手戦の展開となり、互いに4回まで無得点で迎えた5回裏の横浜隼人の攻撃、2死ながら1番の白鳥颯斗選手が左中間への2ベースヒットを放つと、その双子の弟である2番白鳥拓海選手(戸塚アイアンボンドス出身3年)がライト前へのタイムリーヒットを放ち、兄弟二人で貴重な先制点を奪います。
続く正田選手(元ベイスターズJr.瀬谷ライダーズ出身2年)が相手のミスで出塁し1・3塁とすると、正田選手が牽制球に挟まれている間に白鳥拓海選手が快足を飛ばしてホームインし、2-0となります。
さらに6回裏には、先頭4番の市村選手(浜見少年野球部出身3年)が中学生とは思えない凄まじいライナーでセンターの頭上を破る3ベースを放つと、1死から6番の出永キャプテンがきっちりとスクイズを決めて、その差を3点に広げます。
そして最終7回表、最後のバッターをスライダーで三振に仕留め、3-0での勝利となりました。
「神奈川県中学校体育連盟野球の部」に加盟している学校は実に402校を数えます。
その中でのチャンピオン、本当に立派な結果だと思います。
選手の皆さん、保護者の皆様、本当におめでとうございます。
この春、市大会7試合と県大会3試合の合計10試合、全試合で大沢投手が先発、白鳥拓海投手がリリーフという継投の形を貫いて、許した失点は僅かに「4」でした。(県大会は無失点)
チーム全員で勝ち取った神奈川チャンピオンですが、この二人の投手の活躍無くしてこの結果は無かったと思います。本当にナイスピッチングでした。
今春の10試合を通じて改めて、とても多くの役員の先生方のサポートで大会が成り立っていることが実感できました。
神奈川県の中学野球は、各学校の野球部の顧問の先生方が、審判やグランド整備なども含めてすべてボランティアで運営に携わっています。
各先生方は、自チームの活動や家族との時間を犠牲にして、この大会の運営に尽力してくださっています。
この場をお借りして、深く感謝の意を表します。
本当にありがとうございました。
そして本日も、多くの保護者の方々が応援とサポートにかけつけてくださいました。
コロナ禍により「声を出しての応援は禁止」とされていながらも、保護者と控え部員による息の合ったメガホンとスティックバルーンによる応援は、大きな力となりました。
本当にいつもありがとうございます。
最後の保護者提供の写真をご紹介いたします。
今春の全10試合に
先発登板した大沢投手
同じく全10試合に
リリーフ登板した
白鳥拓海投手
中学2年生とは思えない
強肩ぶりから今春ほとんど
盗塁を許していない
正田選手
強打、好守、俊足で
優勝に貢献した
白鳥颯斗選手
センターの守備で
何度もチームを救った
山下選手
(鎌倉グリーンファイターズ出身3年)
この日2安打を放ち
守備、走塁でも
勝利に大きく貢献した
早川選手
(元宮ファイターズ出身2年)
軽快な守備と
勝負強い打撃
そして何よりも
強いリーダーシップで
チームを優勝に導いた
出永キャプテン
(岡津ビッグライナーズ出身3年)
応援スタンドの様子
決勝戦のスコアボード
校歌演奏の様子
表彰式後の行進
部員全員
(一部欠席生徒あり)
での記念写真
優勝の瞬間の動画
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